水の守り人マップを作ろう!【2日目・草津市】~美しい琵琶湖を復活させるために

海と日本プロジェクトin滋賀県

 

海と日本プロジェクトin滋賀県・推進リーダーの藤田有紀です!9月30日(土)、海と日本プロジェクトin滋賀県「水の守り人マップを作ろう!」の【2日目】が開催されました。前回は“水のうまれるところ”を見てもらいましたが、その水は川を流れ、舞台は琵琶湖へ。美しい琵琶湖の環境を取り戻そうと活動されている<守り人>さんのお話を伺ってきました。

 

守り人さん③:山田漁業協同組合

草津駅を出発したバスは15分ほどで北山田漁港へ。到着後さっそく、実際に使用されている漁船に乗せていただきました!「下の方を見てごらん、にごっているでしょう?」と横江組合長が子どもたちに話しかけます。たしかに深緑色ににごっていて底が全く見えません。原因はいったい何なのでしょう?

実は山田漁業協同組合さんは、一般的にイメージするような食用の魚の漁ではなく、外来水草や外来魚の除去をメインに活動されています。外来の水草は寿命を終えると湖の底に沈み、ヘドロ化してしまいます。これが琵琶湖の水質悪化の原因のひとつなんですね。一方外来魚は琵琶湖にもともと住んでいる魚を食べてしまい、琵琶湖の生態系を変化させてしまいます。どちらもとても繁殖力が強く、毎日どんなに駆除をしても追いつかないのが現状です。それでもこれ以上琵琶湖の環境を悪化させないために、山田漁業協同組合をはじめ琵琶湖の多くの漁業協同組合がこの駆除活動を続けられています。

 

湖の恵がいっぱい!

昼食は矢橋帰帆島の大はらっぱ広場でお弁当をいただきました。「このお弁当には鮒ずしが使われています!」というスタッフの言葉に子どもたちもびっくり。「え、どこに!?」なんとそれはトンカツ!鮒ずしを漬け込んだ“飯(いい)”と呼ばれるものに、お肉を漬け込んでいるんだそうです。ほかにも滋賀県の郷土料理“えび豆”、小鮎の甘露煮、シジミおこわといった琵琶湖の恵がたっぷり。とってもいいお天気の中で、美味しくいただきました☆

 

守り人さん④:湖南中部浄化センター

午後は大はらっぱ広場のすぐ近く、【湖南中部浄化センター】へ。私たちの生活の中で出た汚れた水・下水をきれいにし、琵琶湖へ流しています。その秘密は目に見えない“微生物”!約20種類の微生物たちが汚れを食べてきれいにしてくれます。その後、水は砂の層をゆっくりと流れ、ろ過されていきます。

微生物たちがよりスムーズに水をきれいにできるよう、私たちにできることは何だろう?2つのビーカーに入った水に、それぞれトイレットペーパーとティッシュペーパーを入れて実験します。しばらくぐるぐるかき混ぜると、トイレットペーパーはボロボロになりましたが、ティッシュペーパーはそのままです。もしティッシュペーパーをトイレに流してしまったら、きれいにするのが大変ですね。トイレにはトイレットペーパー以外のゴミを流さない、油を水道に流さないなど、当たり前のことをきちんとすることが、琵琶湖の環境を守ることにつながるんですね!

 

琵琶湖を守って海をきれいに!

琵琶湖の水は海へと流れています。琵琶湖の水が汚れると、少なからず海にも影響が出てしまいます。琵琶湖のきれいな環境を守ることは、その先にある海を守ること!この日訪れた2か所の<守り人>さんの活動を思いながら、毎日の生活で少しでも水を汚さないように気をつけたいですね。

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