【しがライターReport】マキノ独特の水文化・歴史を知ろう!「海津」&「白谷集落」

2021-7-1
海と日本PROJECT  in 滋賀県

マキノの「海津」は、古くから港町として、また北国街道の宿場町として人と物資の集散地でした。
西浜には入り組んだ湾を風や波から守るため、江戸時代に築かれた1.2kmにわたる独特の石積みが今も残っています。

 

歴史や伝統を伝える水辺の景観

  1. やな漁
  2. 海津漁業組合旧倉庫
  3. 海津の共同井戸(湧水)

知内川(ちないがわ)の伝統的な「やな漁」(梁を設置して上流から泳いできた鮎を捕まえる)は、夏の風物詩。
梁の付近を時折跳ねる鮎を見ることができ、天候や水量に左右されますが、例年9月頃まで続けられています。
海津の石積みや海津漁業組合旧倉庫などの古い建造物、知内川の水辺の風景は、マキノの独特な水文化として重要文化的景観に選定されています(平成20年から)。
この辺りの散策には、JRマキノ駅構内のレンタサイクルが便利です。

 

地域特有の歴史・文化にふれる「白谷荘 歴史民族博物館」

  1. 白谷荘歴史民俗博物館
  2. 白谷荘歴史民俗博物館(内観)
  3. 白谷の夫婦椿

有名なメタセコイヤ並木を山手(北)に進むと、白谷地区の集落が見えてきます。
この地域特有の文化にふれられる「白谷荘歴史民族博物館」は、築250年の登録有形文化財。
もともと庄屋でしたが、江戸時代には寺子屋として、明治時代には戸長役場、気候観測所など地域の中枢的な役割を果たしていました。
茅葺屋根の歴史深い建物は大浦型古民家と呼ばれる地方独特の建造物で、希少性の高い収蔵物も多数保管・展示されています。
敷地内には天然記念物の「白谷の夫婦椿」と呼ばれる樹齢500~600年の大樹を見ることもできます。
マキノはレジャーで人気の観光地ですが、地域の歴史や知られざる文化にふれる旅もおすすめです。

白谷荘 歴史民俗博物館
住所:高島市マキノ町白谷343
TEL:0740-27-0164
開館時間:9:00~17:00 不定休
入館料:大人500円 小中高生300円(茅葺古民家と資料の維持保全協力費)

 

レポーター紹介

有限会社ウエスト
子育て応援マガジン「ピースマム」をはじめとするフリーペーパーを手掛けるなど、滋賀県のことを知り尽くす「有限会社ウエスト」さんとコラボレーション!
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