せっかく滋賀県内を観光するなら、船で琵琶湖を移動してみたい!そんな人におススメの琵琶湖の観光船が4月から運航を開始しました。
4月から新たに定期運航を開始したのは、「LAGOクルーズ」と「琵琶湖博物館クルーズ」。
大津港⇔におの浜観光港間(びわ湖大津プリンスホテル)と、におの浜観光港⇔草津烏丸半島港(琵琶湖博物館)間を運航する「LAGOクルーズ」2ルートと、おごと温泉港⇔草津烏丸半島港を運航する「琵琶湖博物館クルーズ」1ルートの計3ルートです。
「LAGOクルーズ」が発着するにおの浜観光港の近くには和菓子店「たねや」の新店舗「LAGO大津」が3月にオープンしたばかり。LAGO大津は、木を植え、再整備した「琵琶湖の森」があり、烏丸半島からLAGOクルーズに乗船すると、琵琶湖側からLAGOを見ることができます!
琵琶湖博物館で琵琶湖の歴史や琵琶湖に住む生き物について学んだ後、船に乗って琵琶湖を見ると、また違って見えるかもしれませんね。
片道でも乗船することができるので、おごと温泉に宿泊して船で琵琶湖を渡って琵琶湖博物館に行って、また船に乗ってLAGO大津へ、と観光の移動手段としても使えるのが魅力です!
クルーズ船を運航する杢兵衛造船所の仲野智之さんは「昔は琵琶湖を船で移動していて、船に乗るのが日常でした。滋賀県で唯一の造船所としては、船が行き交う景色を残したいという思いが強いです。琵琶湖に行ったら船に乗れるのが当たり前という日常をつくっていきたい。定期運航はその第一歩」と話します。
「観光客の利便性向上に加え、各港と大津市湖岸なぎさ公園周辺のインフラ整備や交通渋滞の緩和も目標のひとつ」とのこと。船なら渋滞もなく、最短距離で移動できますね。
「LAGOクルーズ」での運航データをもとに、船による交通がどれほど渋滞緩和に貢献できるのか、乗客にどのような心理的な影響を与えるのかの実証実験もするそうです。
仲野さんは「新たな湖上交通の実現を通じて、琵琶湖の風景と人々の暮らしをより豊かにできれば。船のある風景を次の世代につないでいきたい」と意気込みます。
【LAGOクルーズ】土曜・日曜・祝日のみ運航
●大津港~におの浜観光桟橋(片道15分 500円)
●におの浜観光桟橋~草津烏丸半島港(片道45分 中学生以上1,200円、小学生以下600円)
【琵琶湖博物館クルーズ】土曜・日曜・祝日のみ運航
●おごと温泉港~草津烏丸半島港(片道15分 500円)
窓口にてチケット販売
15人以上から団体予約受付(30人以上で団体割引適用)
問い合わせ
レークウエストヨットクラブ(杢兵衛造船所)
077-572-2114(火曜定休)
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