守山市の港湾施設「ヤンマーサンセットマリーナ」が、きれいで安全で環境に優しいビーチやマリーナを認証する国際的な環境認証制度「ブルーフラッグ」を取得しました!
湖のマリーナが取得したのはアジア初です!
ブルーフラッグ認証は1985年にフランスで始まった海水浴場・マリーナ・観光船舶を対象とした国際的な環境認証制度です。ビーチやマリーナの持続可能な発展を目的として、国際NGO FEE(国際環境教育基金)が実施。
環境保全、安全対策などの各項目で国際基準を満たす施設に与えられ、ブルーフラッグの認証を受けると、世界に向けて「このビーチ・マリーナはきれいで安全」とアピールすることができます。
フランスのニース、タヒチのボラボラ島、イタリアのマルタ島など世界51ヵ国、5195カ所(2025年5月21日時点)が取得しています。日本では、神奈川県の逗子海水浴場、神戸市の須磨海水浴場などが認定されています。
「ヤンマーサンセットマリーナ」は、守山市の琵琶湖岸にあるボートやヨットを保管するマリーナで、小型船舶操縦士免許が取得できる施設です。クラブハウス&ホテルも併設しています。
マリーナが認証されるためには排水の処理やごみの分別、企業の社会的責任など6分野37項目の承認基準をクリアすることが必要です。
ヤンマーサンセットマリーナは、太陽光発電システムを含めたエネルギーマネジメントや排水量・汚水処理の管理などで環境負荷低減に取り組んでいる点と、琵琶湖の水草とクラブハウス&ホテルのレストランで発生する食料残渣をコンポスターで堆肥化し、その堆肥を使った敷地内の自家農園野菜をレストランメニューで使用する資源循環サイクルを実現している点などが評価されました。
マリーナ事業部顧問の雪野弘泰さんは「持続可能な社会を目指し、マリーナの中でさまざまな取り組みをしている。認証を取ったことで、世界に誇れる琵琶湖を発信したい」と話します。
マリーナは会員制の施設ですが、7月19日・20日には一般に向けたパブリックイベント「地球にやさしい夏休み!びわ湖サスティナブル体験フェスタ2025」を開催します。
ヨットやSUP(スタンドアップパドルボート)などのマリンスポーツによる水辺の体験に加えて、野菜収穫体験も実施。警備艇や水難救助車などの展示や、縁日、ワークショップ、消防音楽隊の演奏会も。
親子で楽しく遊んで環境について知ることもできるイベントで、マリンスポーツに親しむ機会にもなります。
びわ湖サスティナブル体験フェスタ2025
https://y-sunsetmarina.com/events/biwablefes/
ヤンマーサンセットマリーナ
https://y-sunsetmarina.com/
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