昨年、国内最大級のハスの群生地だった烏丸半島(草津市)周辺から、名物のハスが消失しました。
原因はハスが増えすぎたことによる琵琶湖の土壌の酸欠で、
元に戻るには相当な時間が必要といわれています。
今年もハスは見られなくなったままですが、
隣接する水生植物公園みずの森では8月上旬まで、
園内に植えられたハスが見ごろを迎えています。
鉢に植えられた大きなハスの葉に咲き誇る、ピンクや白の花。
新たな見どころをつくるため、
みずの森が「ハス100鉢(ぱち)プロジェクト」として企画したもので、
今年4月に市民らがレンコンの植え付けを行っていました。
みずの森では去年、
隣接する烏丸半島沖に群生していたハスがほとんど見られなくなった影響で、
シーズンとなる6月から8月を中心に、年間の入園者数が減少しました。
今年は集客力の向上に取り組んでいて、
100鉢プロジェクトもその一環として行われています。