あの琵琶湖の主「ビワコオオナマズ」を陸で捕獲…!?なんともいえないかわいらしいフォルムのこちらは、ビワコオオナマズの巨大クリームパン!全長25~30cmの大物です。ふっくらとしたパンをチョコレートでコーティングしてあります。先月オープンした大津市「Oh!Me大津テラス」内にある「フレンドマート大津テラス店」ベーカリーコーナーでお目にかかれます。まさに、滋賀ならではのご当地パンですよね!う~ん食べるのがもったいない・・・
「ビワコオオナマズ」は全長100~120㎝にもなり、日本産ナマズ魚類の中では最大です。琵琶湖の固有種ですが、瀬田川にも分布し、宇治川や淀川でもその姿が確認されています。
日本の限られた地域のみに生息する巨大魚のアカメ、イトウとともに「日本三大怪魚」と呼ばれ釣り人の憧れとなっていますが、「滋賀県レッドデータブック2010年版」では希少種に指定されています。ビワマスやフナ類を対象とした刺網による混獲、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚による餌生物の捕獲、人為的な水位調節や護岸工事によって、産卵場が失われたことが減少原因といわれています。古くから琵琶湖の生態系の頂点に君臨し、そのバランスを維持してきた琵琶湖の主を、大切に守っていきたいですね。