米原市の夏の風物詩「梅花藻(バイカモ)」の見ごろが近づいてきました!米原市醒井地先・醒井宿を流れる地蔵川に咲く水中花で、通年を通して14℃前後の清流に白く小さな梅の花に似た花を咲かせます。見ごろは7月中旬頃で、8月下旬頃まで愛らしい姿を楽しめます。
地蔵側の源は「居醒の清水(いさめのしみず)」といわれる湧き水で、平成20年に「平成の名水百選」に選ばれています。古くは「古事記」や「日本書紀」にも登場し、日本武尊が熱病に倒れた時、体毒を洗い流した霊水とも伝えられます。醒井の人々にとって欠かせない生活の水であり、地域の人たちに大切にされているからこそ、清水にしか咲かない珍しい梅花藻が毎年楽しめるんですね。
7月21日(土)から8月5日(日)にかけては、米原市醒井地先 醒井宿問屋場前、久保田邸前外などで梅花藻のライトアップが行われます!19:30~20:30までの間、昼間の可憐な姿とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しめます。併せて「あかり展」も開催されますよ!
ただ残念なことに、水中で撮影する為に川に入り梅花藻を傷つけられる方がいるそうです。梅花藻は貴重なお花で、地域のみなさんもとても大切にされているものです。マナーを守って撮影してくださいね。
そして、醒井に梅花藻を見に来られたらぜひ併せてお楽しみいただきたいのがこちら!醒井名物「六方焼(ろっぽうやき)」、私の大好物です♪あっさりした甘さの白あんを薄い生地でサイコロ型に包んである、素朴な味のお菓子です。駅の売店や周辺の和菓子屋さんに売られているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
アクセス:JR醒ケ井駅から徒歩約10分、米原ICから車で約5分(醒井水の宿駅に駐車場あり)
写真提供(1~5枚目):(公社)びわこビジターズビューロー