国内で唯一人が住む淡水湖に浮かぶ島「沖島」は、古くから続く漁業の町です。
島の歴史が始まって以来、約850年、漁師町として続いてきました。
島の玄関口である沖島港には、年間2万6千人もの観光客が訪れます。
島に住む人は6月1日時点で281人・141世帯。
その141世帯の内、なんと120世帯が漁業に携わっているといいます。
漁師のみなさんは毎日早朝から、島の沖合遠くにまででかけて、
季節ごとの琵琶湖の魚たちを捕っています。
沖島では、琵琶湖全体の漁獲量の約半分を担っています。
島での暮らしはまさに、自然とともにあるのです。