お知らせ
2018.05.15

街からすぐの大自然♪いろいろな表情が楽しめる川【瀬田川①】

琵琶湖に注ぎ込む川は数多くあれど、琵琶湖から出て行く川はたった一つ。それが【瀬田川】です。琵琶湖の水は瀬田川から宇治川を通り、木津川、桂川と合流し、淀川となって、やがて大阪湾へと注いでいます。大津の街中を通る瀬田川は、場所によって様々な表情を見せてくれます。今回はそんな琵琶湖と海のパイプ役・瀬田川の魅力をお届けします!

 

散歩からレジャーまで♪

瀬田川は瀬田川洗堰を境として、形態が大きく変化します。瀬田川洗堰から上流側は、琵琶湖とつながっていることから、河川というより湖に近く琵琶湖固有種も確認されています。上流側は水量が豊富で流れが緩やかなためボート競技などが、下流側ではカヌーなどが行われています。

また石山寺などの観光スポットも川沿いにたくさんあり、平成27年に完成した瀬田川散策路、愛称「瀬田川ぐるり散歩道」はウォークイベント等に活用されているほか、沿川住民の通勤・通学にも利用されています。

 

おもしろい岩がゴロゴロ!鹿跳渓谷

さぁだいぶん感じが変わってきましたね・・・!この付近は「鹿跳渓谷」と呼ばれ、両岸が迫って川幅が狭まり、水の流れも急に激しくなっています。川面には奇岩があちこちに顔を出しています。これは「鹿跳峡の甌穴(おうけつ)」と呼ばれ、岩のくぼみや割れ目に入った石が激流でゴロゴロ動き長い時間をかけてすり減らしてできたものです。滋賀県の自然記念物に指定されるなど瀬田川景勝地の1つとなっていて、琵琶湖国定公園や大津市の自然保護地区に指定されています。街中から車ですぐに行けるのに、こんな大自然が楽しめちゃうんです!水が澄んでいてとっても美しい景色が広がっていますよ。

次回は瀬田川イチオシアクティビティ・一番丸でのクルーズについてご紹介します!

 

写真提供:(公社)びわこビジターズビューロー

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