8月2日(水)、琵琶湖周辺で繁殖を続けている特定外来生物「オオバナミズキンバイ」の絶滅に向けて、
立命館大学の体育会系の学生約1150人が大津市の琵琶湖岸で一斉駆除活動をしました。
オオバナミズキンバイは繁殖力が非常に旺盛で、
春から秋にかけて成長して面積を拡大していきます。
分散能力も高く、漂着した葉や茎の断片からでも根を生やし、その場所で成長していきます。
岸沿いの水面を広い範囲でおおってしまうことがあり、
船舶の航行障害や漁具への絡み付きといった被害が発生していることに加え、
水質や水産資源にも悪影響を及ぼします。
河川を通じた下流域への流出なども心配されています。
引っこ抜くのにとても力がいるオオバナミズキンバイの駆除ですが、
根っこから採らないとすぐに繁殖してしまいます。
学生のみなさんは根っこを残さないように注意しながら、
一生懸命駆除に取り組んでいました。