高島市にある安曇川人工河川ではきのうから県内で養殖された親アユの放流が始まりました!
卵を抱いている親アユたちは今後、川底の砂利や水温など、産卵に適した環境が整った人工河川の中で卵を産み、生まれた稚アユがびわ湖に下ります。
びわ湖のアユは湖内で採れる佃煮などに適したサイズを中心に、今年著しい不漁となりました。
これを受け6月には漁業関係者らが県に対し、人工河川への親アユ放流量を大幅に増やすことなどを要望しています。
こうしたことから今年は例年放流量12トンに8トン追加した20トンが放流される予定です。
初日のきのうは、およそ1トン3万から4万匹の親アユが放流されました。
放流は今後も続けられ、10月中旬ごろには、ふ化した全ての稚アユがびわ湖に下るという事です。