海活インタビューの4回目は針江生水の郷委員会の三宅進さん。高島市の針江地区は、昔から生水の郷と呼ばれるほど湧き水の豊富な地域で、集落の中を水路が巡り、人々はその水を生活に利用してきました。「かばた」と呼ばれる昔から引き継がれてきた水のエコシステムで、一人が「かばた」を汚せば、下流の方が困ります。同じ地域で暮らす人たち、誰も「かばた」を汚しません。綺麗な状態で保たれた「かばた」の水は、やがて琵琶湖へと流れ、そして、海へとたどり着きます。三宅さんに、次の世代に「かばた」を引き継いでいこうとする思いを聞きました。