琵琶湖畔の住宅街にひときわ目を引くアメリカンな外観。
一見するとカフェのようなオシャレな店舗「BIWAKO DAUGHTERS(ビワコドーターズ)」。
テイクアウト中心の店内には、漁で獲れた新鮮な湖魚類を使った手作りの料理が並んでいます。
琵琶湖のすじえびと豆を煮たえび豆、鮎の甘露煮などのほか、それらをおかずに添えたびわ湖弁当(季節によりメニュー変更あり)。
また、ビワマスをスモーク漬けにしたビワマスサンドなど、バリエーションも豊富。
鮒寿しの付け床「飯(いい)」とヨーグルト、季節のフルーツを使った乳酸菌たっぷりの琵琶湖のジェラートは独特の匂いも感じさせず、さわやかな味わい。
店舗は漁師町にあり、もともと50軒ほどあった漁師が今では2軒だけに。
地元でも郷土料理が食卓に並ぶことが減ってきました。
祖父母、父母と漁師をしていた中川知美さんは「なんとか伝統料理を守りたい、伝えたい」とお店を立ち上げ、ビワコドーターズという店名は、「祖母・母・娘へと受け継がれている滋賀の料理を今の若い人たちにも身近に感じてほしい」との思いが込められているとのこと。
口コミで人気を集め、地元はもちろん、ビワイチのサイクリングの休憩スポットにも。
弁当やサンドイッチをテイクアウトして、近くの湖畔で琵琶湖を眺めながらランチを楽しむ人の姿も見られます。
【BIWAKO DAUGHTERS】
住所:滋賀県野洲市菖蒲230
子育て応援マガジン「ピースマム」をはじめとするフリーペーパーを手掛けるなど、滋賀県のことを知り尽くす「有限会社ウエスト」さんとコラボレーション!
”しがライターReport”として、週に1度、とっておきの情報を紹介していただきます♪