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2022.04.25

実験調査船「はっけん号」を救うため…NPOがクラウドファンディング

小中学生の子どもたちを対象にした琵琶湖の環境学習を支えてきた実験調査船「はっけん号」。
2023年には30歳を迎える予定ですが、老朽化により、廃船の危機に瀕しています。
そこで、船を管理する認定NPO法人びわ湖トラストが、修理のためのクラウドファンディングを呼び掛けています。

 

クラウドファンディングの募集は6月7日まで

「はっけん号」は1993年に滋賀県により建造され、世界初の湖沼の自律型水中ロボット「淡探」の母船として数々の貴重な発見を行い、また琵琶湖の災害や事件の救援も行うなど、長年にわたり活躍してきました。
その後、「びわ湖トラスト」に管理・運用が引き継がれ、県内外の小学生・中学生を対象に、琵琶湖で起きている様々な自然現象を学ぶ取り組みを支えてきました。
水質調査に必要な機能を多く備えたこの船は、子どもたちが琵琶湖についてより専門的に学ぶ場を提供してきました。

しかし、造船からおよそ30年、「はっけん号」は老朽化による廃船の危機を迎えています。
「びわ湖トラスト」では、独自に修理資金の調達をすることが困難として、クラウドファンディングでの協力を呼びかけています。
目標金額は3000万円で、6月7日まで募集されています。
はっけん号 クラウドファンディングHP

 

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