琵琶湖の固有種で一番おいしいとも言われるホンモロコ。ですが、食文化の変化や、コロナ禍で料亭からの注文が減少するなど、近年、需要は落ち込んでいます。
そんなホンモロコの流通を促そうとシンポジウムが開催され、水産業関係者や飲食店、琵琶湖の魚に興味を持つ人など約110人が、会場とオンラインで参加しました。
シンポジウムでは、県水産試験場の専門員が、一度は激減したホンモロコの資源回復への取り組みを紹介。さらに、琵琶湖の魚を扱う近江八幡市の日本料理人が、ホンモロコのおいしさを引き出す調理方法などを伝えました。参加者はメモを取ったりして、熱心に聞き取っていました。
煮ても、焼いても、揚げても美味しいホンモロコ。ぜひ多くの方にその魅力を知ってほしいですね!