大盛況のうちに幕を閉じたイナズマロックフェス。今年から会場内と烏丸半島周辺合わせて4カ所に「イナズマロックフェスデザインマンホールふた」が設置されました。「水の未来」のために始まったイナズマロックフェス。「水の未来」とも関わりがあるマンホールについて考えてみました。
2009年、「水の未来に、声を上げろ。」をスローガンに滋賀県初の大型野外フェスとして始まったイナズマロックフェス。15年目の今年は、10月7日・8日・9日に開催され、烏丸半島芝生広場に3日間で延べ約13万人が訪れました。
開催の前日、6日には「イナズマロックフェス」のロゴをデザインしたマンホールふたが設置され、フェスの主催者である西川貴教さんがマンホールふたと一緒に撮影した写真をSNSに公開して話題となりました。
デザインは4カ所それぞれで異なる4種類。その年のフェス入り口ゲートの柄を背景に、その年のロゴをデザインしています。
設置場所
2009年のロゴ 烏丸半島芝生広場(フェス会場)入り口
2010年のロゴ 琵琶湖博物館別館南側歩道
2011年のロゴ 水生植物園みずの森入り口近くの歩道
2012年のロゴ 「道の駅くさつグリーンプラザからすま」の入り口の歩道
滋賀ふるさと観光大使を務める西川貴教さんが発起人となり、琵琶湖の水質保全と地域振興を目的に開催されているイナズマロックフェス。毎年、フェスの売り上げの一部とチャリティーオークションの売り上げの全額を「滋賀応援寄附」の「琵琶湖の保全」に寄附しています。
「水の未来」のために始まったフェスのロゴをマンホールふたにすることで、「マンホールふた設置をきっかけに下水道に関心を持ってもらえれば」と期待する草津市上下水道施設課の三田村純さん。
下水道は見えないところで生活を支え、琵琶湖の環境保全にも役立っています。
下水道が整備されていることで、汚水が町に流れなくなるため、町が清潔に保たれています。下水処理場でさまざまな処理を行い、きれいになった水は消毒して琵琶湖に戻されます。
下水道が見えないところで働き、琵琶湖の水質を守っています。
イナズマロックフェスデザインマンホールふたは、アプリ「BIWA-TEKU(ビワテク)」のスタンプラリーコースになっています。
「BIWA-TEKU」は、スマートフォンを使ったスタンプラリーなどで健康を推進するアプリです。4カ所のイナズマロックフェスマンホールふたを巡ってアプリでチェックインするとポイントがもらえ、健康関連グッズやホテル宿泊券、スポーツ観戦チケットなどが当たる抽選に応募できます。
来年度以降、イナズマロックフェスの2013年以降のロゴデザインのマンホールふたの設置も計画されているそうです。いつか全てのロゴデザインマンホールが設置されて、その全部を巡ることができるようになれば、いい運動になりそうですね。
イナズマロックフェスデザインのマンホールふたを巡り、普段はあまり気にかけることがない下水について考えてみませんか?
草津市ホームページ「イナズマロックマンホール」を設置しました
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