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2024.03.26

【しがライターReport】千年の時を超え瀬田川・琵琶湖リバークルーズで令和版「石山詣」

平安時代、紫式部をはじめとする女性文学者たちの間で京都から逢坂山を越え、琵琶湖から船に乗り石山寺に参拝する「石山詣(もうで)」が流行しました。千年の時を超え、石山詣を体験できる「瀬田川・琵琶湖リバークルーズ」が運航中です。

 

平安貴族の気分を味わう

平安時代に流行した「石山詣」。平安貴族は京の都から歩いて(籠に乗って)逢坂山を越え、琵琶湖の打出浜から船に乗り、石山寺に参拝したそうです。大河ドラマ「光る君へ」が放送されている今、紫式部も楽しんだとされる「石山詣」を追体験してみませんか?

「瀬田川・琵琶湖リバークルーズ」は、石山寺港で乗船し、瀬田川を下り、琵琶湖の近江大橋付近まで周遊し、石山寺港に戻るクルーズで、杢兵衛造船所が運航しています。
今年は、「光る君へ」の放送に合わせて「石山詣」をテーマに琵琶湖汽船と共同で運航します。

杢兵衛造船所の仲野智之さんは「船から春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色を楽しめます。石山だけでなく、瀬田川から眺める大津の景色を楽しんでもらえるクルーズ」と話します。

 

令和版の石山詣

「瀬田川・琵琶湖リバークルーズ」は、3月16日から12月15日までの期間中、主に杢兵衛造船所の外輪汽船「一番丸」が石山寺港発着の便を運航します。
4月20日、27日などの特定日は琵琶湖汽船の高速船「ランシング」が運航。「ランシング」は、1便の前と5便の後に大津港とにおの浜観光港(びわ湖大津プリンスホテル)に寄港します。

平安時代に紫式部らが船に乗った打出浜の場所は、現在休館中の琵琶湖文化会館あたり。
「ランシング」は朝に大津港を出航して、打出浜を通り過ぎて石山寺に向かいます。最終便の後も打出浜を通って大津港に戻ります。大津港から1便に乗船すると、打出浜から石山寺に向かう「石山詣」を追体験できそう。大津に宿泊して船で石山寺に参拝するのもいいですね。

それ以外の便も、打出浜までは行きませんが、琵琶湖の近江大橋付近まで周遊するので「石山詣」気分を味わえますよ。

千年前に思いをはせて、紫式部になりきって令和版の石山詣を楽しみませんか?

乗船料 中学生以上=2,000円、小学生=1,000円。
運航日は土曜・日曜・祝日(一部除外日あり)と8月13日~16日。

▼各船の運航日やダイヤなど、詳しい情報はこちら
<一番丸>

<ランシング>

<びわ湖大津トラベルガイド>

レポーター紹介

有限会社ウエスト

「ピースマム」や「じゆうじかん」などで滋賀の地域情報を発信しています。
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