来年本格デビューする近江米の新品種、ご存じですか?
品種改良など、13年にわたる長い取り組みを経て登場する、近江米のニューフェイス!
その名も「きらみずき」です。
森や川、田畑や雨水、すべての水は琵琶湖へ、そして海へとそそぎます。水を守り、水を育むことは、多くの人々の生活を支える琵琶湖とともにある、滋賀県の命題でもあります。
「できるだけ農薬は使わない、できるだけ琵琶湖を汚さない」その想いはお米作りでも大切にされています。滋賀県では、田んぼの水がそのまま琵琶湖へと注ぐため、環境に配慮した栽培方法に取り組む田んぼが44%もあるそう!
「きらみずき」は、農薬・化学肥料を通常の半分以下で栽培した「環境こだわり米」の中でも、最も厳しい基準で栽培されるお米なんです。オーガニック栽培、もしくは化学肥料および殺菌殺虫剤を使用しない栽培に限定されるので、雑草処理や有機肥料のやり方にとても手間暇がかかるんですよ。
環境のため、この「きらみずき」の栽培を来年以降拡大させようと、今年は県内各地で試験栽培がおこなわれています。
先日、苗を植えて間もない田んぼの生育調査に同行してきました!稲の長さや雑草の様子などが調査されていましたよ。環境に配慮したお米というだけでなく、大粒でしっかりとした食感で、瑞々しい甘さがある、とてもおいしいお米だそうです。
試験栽培でできるお米は約300トン。早く食べてみたいですね!