2022-5-25
なかなか一般家庭の食卓にのぼることのない湖魚やジビエ。
そんな湖魚の魅力を全国に届けようと、京都で飲食店を経営する「あんじグループ」が、「湖魚とジビエの逸品セット」の販売に向けてクラウドファンディングを立ち上げました。
琵琶湖は食材の宝庫
世界有数の古代湖である琵琶湖は、「唯一無二の味覚の宝庫」とも言われ、長い年月をかけて進化を遂げてきた生き物が数多く住んでいます。
もちろん、落ちるような美味しい湖魚もたくさん！
ですが、捕獲されたにも関わらず、値段がつかなかったり卸先がないという理由で、弱った状態で湖に戻されたりする湖魚もいるのが現状です。
そこで、しっかりと調理をすることで美味しく食べることが出来る湖魚を無駄にしないように、そして湖魚を通して滋賀の魅力を知ってもらおうと、琵琶湖の漁師さんとともに商品を開発。
漁獲量が不安定な湖魚を無駄なく活用できるよう、臨機応変な商品開発を心掛けているそうです。
ビワマスや小鮎を低温の油でじっくり煮込んだコンフィや、スモークビワマスなど、そのままでも、料理に使ってもおいしい料理がラインナップされています。
クラウドファンディングは6月5日まで
同じくジビエも、害獣駆除として鹿や猪が捕らえられる一方、一般家庭の食卓にのぼることはほとんどありません。
まずは、畜産物と比べると流通の面で課題の多い「湖魚」と「ジビエ」を身近に感じてほしい。
そして生産者の方々の魅力的な食材が、消費者の方々へ届けられる様な仕組みが出来れば…と、今回のクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げたそうです。
既に目標金額は達成されていますが、支援は6月5日まで募集されていますよ。
「湖国の恵みを全国の皆様の食卓へお届けします。」プロジェクト
