琵琶湖にとって、「ヨシ」はなくてはならない存在です。
琵琶湖は1960年代から湖水の「富栄養化」によって生態系が変化し、アオコの発生が恒常化しています。
ヨシはこの富栄養化の原因となる水中の窒素・リンを吸収しながら成長し、水質浄化に一役買ってくれます。
他にも、水鳥や魚の棲みかとなり、湖岸の侵食を防ぎ、二酸化炭素を吸収するなど、琵琶湖の環境維持に欠かせない役割を担っているのです。
ヨシ群落を守るためには、枯れたヨシを刈り取って手入れをし、活用することも重要です。
滋賀県愛知郡愛荘町に本社を置く「株式会社コクヨ工業滋賀」では、琵琶湖・淀川水系のヨシを活用した文具を数多く生み出されています。
ただ琵琶湖の環境に配慮しているだけでなく、使い勝手も抜群!
新ブランド「すぐつく」シリーズは、熱い生産現場のアイデアを冷めないうちにすぐ作る!をコンセプトに、社内で日々のモノづくりや日常生活での気づきから思いついたアイデアを募集。
夏休みの小学生の皆さんに最適な文具が展開されています。
ひっ算ノートは、小学生の子どもを持つ従業員の方が、子どもが一生懸命に筆算用の線を引いている姿を見て「ノートに線が印刷されていれば助かるのに」とひらめいたそうです。
定規の扱いに慣れない小学低学年をサポートし、まずは上手に線を引くことよりも、集中して計算に取り組めるようにと考えられています。
問題番号を記載する丸と、足し算・引き算用の横罫線入りで、3桁の足し算・引き算まで計算できます。
こちらの読書ノートは、読書好きの従業員の方が、子どもが本から得た知識や心に感じたことを記録できるよう導くノートがあればと企画。
読んだ本の記録が積み重なり知識が増えるのはもちろん、本を読むことを楽しみ、読む気持ちを高めるノートです。
本を読んだ感想や気持ちを、メーターや顔の表情アイコンで記録でき、後から読み返したときに記憶と結びつけて思い返せます。
子どもの興味や学び・知識を親子で共有したり、コメントを書いて交換日記のようにコミュニケーションツールとして活用するのも良いですよね!
ノート1冊に30冊分の本の記録ができ、表紙裏には読書目標を30冊としたマークシートや、お気に入りの本ベスト3を書き込めるようになっています。
ヨシを使った文具の売上の一部は、ヨシ群落の保全活動に役立てられます。
身近な文具を通して、琵琶湖の大切な「ヨシ」について考えてみませんか?
【「すぐつく」シリーズ商品ページ】