「海と日本プロジェクト」オリジナルメニューが、東近江市にある2つの店舗で、8月21日(金)~9月27日(日)まで販売されます!
それぞれ「和食」と「洋食」の2種類のメニュー。メインとなる食材は「アッパ貝」です。
鮮度維持が難しくなかなか流通していないので、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか?
赤や黄、橙や紫などの色鮮やかな貝殻が特徴の、ホタテ貝に似た二枚貝です。
学術名は「ヒオウギ貝」ですが、焼いた時、貝が開いたり閉じたりを繰り返すことから「アッパ貝」という愛称で呼ばれています。
今回販売されるのは、この珍しい二枚貝の美味しさをたっぷり堪能していただけるメニューです!
まずは「魚や楓江庵」で販売される「アッパ貝御膳」(税別1500円)です。
磯焼き、炊き込みごはん、フライなど、アッパ貝をいろいろな形で楽しめる贅沢なメニューです。
う~ん、どれもおいしそう…
昼・夜ともにご注文いただけますが、2名様からの要予約となりますのでご注意ください。
【魚や楓江庵】東近江市八日市本町6-9
「ビストロ楓江庵」ではこちらのクリームドリアを販売。(税別1200円)
アッパ貝を香草バターでソテーし、生の岩海苔を使用したクリームソースを合わせた1品です。
アッパ貝の豊かな旨味と磯の香が口の中いっぱいに広がります。
これは間違いない組み合わせですね…
こちらは予約なしでランチ・ディナーともにご注文いただけます。
【ビストロ楓江庵】東近江市八日市緑町21-1
今回使用されている「アッパ貝」は、暖かい海でしか育たず、三重県南伊勢町の宝です。
南伊勢町は紀伊半島の東側、伊勢市の真南に位置するリアス式海岸の美しい町です。
せり出した山々から流れ出す栄養素は、ミネラル豊富な海をつくり、そこで育まれる水産物は、海からの最高の贈り物です。
そんな南伊勢町には豊かな漁場がありますが、地域消費としては小さいため、人口流出や高齢化などの問題に直面しています。
今回オリジナルメニューを販売していただく「魚や楓江庵」「ビストロ楓江庵」では、売り場を町の外に広げたり、水産加工業をおこすことで雇用を創出し南伊勢町のまちおこしをしたいという思いで、あえて海のない滋賀県にお店を出されたそうです。
8月20日(木)18:19~18:25放送の特別番組でも詳しくご紹介しますので、ぜひ、美味しい海の幸の背景に広がる人々の想いをご覧くださいね。