飛び出し坊や発祥の地、滋賀県。
「交通安全啓発に一役買っているこの飛び出し坊やに、次は琵琶湖岸のポイ捨て防止を見張ってもらえないだろうか…。」
そんな思いから、昨年夏に滋賀県内の小学生から坊やのデザインを募集しました。
どんな表情の坊やが良いか、何を持ってどんなポーズをしている坊やが効果的か、併せて、坊やが呼びかけるメッセージも考えてほしいと呼び掛けたところ、ユニークな作品16点が集まりました。
その中から、琵琶湖岸で坊やがポイ捨てを厳しい目で見張っている様子を力強く描いてくれた、米原市の塚口春香さん(小5)の作品が最優秀賞に選ばれました。
そして先月、この絵をもとにした看板が、彦根市の3か所の湖岸に設置されました!
今回の看板の表面には、海洋ごみ問題となっているプラスチックごみを炭化させ、自然に還る素材にした大津市の株式会社大木工藝の技術が施されています。
塚口春香さんからは、「琵琶湖はみんなが使う大切な場所なので、ごみが減ったらいいなと思って書きました」とコメントが。
こんなにインパクトのある看板が立っていたら、ポイ捨てなんてできないですよね!
看板は彦根市内の湖岸緑地、南三ツ谷公園・大藪公園・松原公園の3か所に、12月上旬頃まで設置されます。
看板の設置前と設置後でごみの量がどれくらい変わるのか、調査も行う予定です。