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2020.08.21

愛され続ける滋賀県民のソウルソング「琵琶湖周航の歌」

先日、上司から届いた1通のメール。
開けてみると、なんと、今は目にする機会の少なくなったレコードの写真が!
県内の中古店で「琵琶湖周航の歌」のレコードを見つけ、思わず買ってしまったそうです。

 

滋賀県民の歌と言えば…

「琵琶湖周航の歌」といえば、言うまでもなく滋賀県民のソウルソング!
会社や地域での集会、会合などのトリでこの歌が歌われることも多く、他府県から来られた方にはびっくりされます。
海と日本プロジェクトin滋賀県の事務局であるびわ湖放送でも、カラオケの締めはマイクを順に回しながら「琵琶湖周航の歌」を1番から5番まで歌い、6番にいたっては肩を組み全員で大合唱です(笑)

 

作詞はボート部の学生

琵琶湖の美しい自然と周航のロマンを情緒豊かに表現したこの歌は、大正6年、1917年に高島市今津町で生まれました。
第三高等学校水上部(現在の京都大学ボート部)が毎年恒例の琵琶湖周航をしていた際、部員の小口太郎さんが「今日ボートを漕ぎながらこんな詩を作った」と披露。
当時学生の間ではやっていた「ひつじぐさ」の曲の節によく合うので、みんなで喜んで合唱したそうです。
これが「琵琶湖周航の歌」誕生の瞬間でした。
その後、1933 年に最初のレコーディングが行われ、第二次世界大戦後に多くの歌手にも歌われました。
中でも、1971年に加藤登紀子さんかカヴァーしたこのレコードが大ヒット!
琵琶湖周航の歌といえばほとんどの方が、加藤さんの優しい歌声を思い浮かべるのではないでしょうか。

 

愛され続ける名曲

レコードが主流の時代、それどころか100年以上も前から、ずっと愛され続ける名曲。
それはやはり、様々な生態系を育み、美しい景観を作り出し、私たちの暮らしや文化、発展を支えてくれている琵琶湖への感謝と深い愛着があるからなのだと感じます。
レコードからカセット、CD、デジタルへと時代が変わってもこの曲が愛され続けることは変わりませんし、滋賀県民の琵琶湖への想いも、いつまでも変わることはありません。

 

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