コロナ禍の影響もあり、滋賀県内でもテイクアウトができるお店が増えましたよね。1人で店内飲食はしづらいけれど、テイクアウトなら気兼ねなく楽しめる！という方も多いのではないでしょうか。でも環境のことを考えると、毎日のテイクアウトで発生するごみ、気になりませんか？
そこで「うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会」では、洗って繰り返し使えるオリジナルリユース容器「リパコ」を制作。テイクアウト弁当を購入する人が、この「リパコ」をシェアできるサービスの実証実験をスタートしました！2月1日～28日の1か月間、大津市内の3店舗で実施します。
この実証実験は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
繰り返すという意味の「RE」と「箱」で、「リパコ」！
世界中の海に存在するプラスチックごみは、2050年までに魚の重量を超えると言われ、深刻さを増しています。また事前のアンケート調査では、一般回答者197人のうち76.6％の人が「使い捨て容器を捨てる時に罪悪感を感じたことがある」と回答していて、容器包装ごみを問題だと感じている人が多いことが分かりました。
こうした課題を受け、うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会では、循環型の地域づくりをめざす「しがローカルSDGs研究会」と協働で、リユース容器シェアリングサービス「リパコ」の実証実験をスタートしました。
「リパコ」は、ヒノキの木粉が含まれるバイオプラスチックでできていて、洗って繰り返し使うことができます。電子レンジや食器洗浄機にも対応していて、機能性抜群！テイクアウト弁当を購入した人が空になったリパコをお店に返却することで、これまでテイクアウト弁当を利用するたびに発生していたプラスチックごみを減らすことができます。
リパコをシェアしてプラスチックごみ削減
今回実証実験に参加してくださるのは、下記の3店舗。テイクアウトメニュー、または、食べきれなかった料理をリパコで持ち帰ることができます。どのお弁当も品数豊富でとっても美味しそうです…！
■つなぐキッチン（大津市本宮2-10-16）【営業日】月/火
■sotoko（大津市京町4丁目5-23）【営業日】火～木
■みかづきカフェ（大津市本宮2-10-13）【営業日】火～金
・実施期間は2023年2月1日（水）～2月28日（火）
・利用者はデポジット料金1000円を支払い、会員登録します。
・会員になると、参加店舗でリパコに入ったお弁当を購入することができます。
・食べた後の容器はどこの参加店舗に返却しても構いません。
・利用1回毎にポイントが付与され、10ポイントで割引サービスを受けられます。
まずは毎日のお弁当から、プラスチックごみ問題について考える一歩を踏み出しませんか？琵琶湖や海を大切に想う気持ちを、ぜひリパコでシェアしてください！
参加店舗情報やリパコの詳細はHPをご覧ください【リパコＨＰ】
