7月1日「びわ湖の日」制定から、今年で40年周年!
これを記念し、7月11日(日)に、草津市の琵琶湖博物館で「びわ湖の日」40周年記念シンポジウムが開催されました。
滋賀県が主催し、県内から50人が参加。またYouTubeによるライブ配信も行われ、多くの方が視聴されました。
まずは三日月知事があいさつに立ち、「琵琶湖とのつながりをより良いものにし、次の世代に引き継いでいきたい」と参加者に呼びかけました。
知事はこの日、和紙の糸を使った軽やかな「滋賀ジャケット」姿で登場!
県内の企業が連携していて、和紙の糸以外にも、琵琶湖産真珠の母貝であるイケチョウガイから作ったボタンが使われ、琵琶湖の刺繍が施してあり、滋賀らしさ満載です。
続いて、生き物に詳しいお笑い芸人ココリコの田中直樹さんが、日ごろから生き物を通して感じている環境問題について講演。
気象予報士の片岡敦さんも、「地球温暖化 最新の予測と私たちにできること」と題して、琵琶湖や地球環境・命を守る行動を呼びかけました。
また、中学2年生のお魚博士・黒川琉伊さんらが活動事例報告を行い、琵琶湖に対する思いなどを発表しました。
さらにこの日は、「マザーレイクゴールズ(MLGs)」のお披露目も行われました。
7月1日「びわ湖の日」40周年を機に、2030年の琵琶湖と琵琶湖に根ざす暮らしに向けた13のゴールを設定する“琵琶湖版SDGs”です。
この中には、「森川里湖海のつながりを健全に」「地元も流域も学びの場に」なども含まれています。
これまで「海と日本プロジェクトin滋賀県」「琵琶湖と海はつながっている!うみゴミ対策プロジェクト」では、滋賀県とも連携しながら「海と琵琶湖のつながり」を呼び掛けてきました。
琵琶湖を守るにはその源流から大切にしなければならないということ、そして琵琶湖を守ることは海を守ることにもつながるということが、だんだん浸透してきた結果ですね…!
今回のシンポジウムは、多くの方にとって、改めて琵琶湖の大切さを認識するきっかけとなったのではないでしょうか。
これからも、琵琶湖や海のために自分に何ができるのか、考え続けていきたいですね。