2018年に67年ぶりに本格運航を開始した「びわ湖疏水船」。
6年目となる今年は先月25日から運航を開始し、4月13日、累計乗船者5万人を達成しました!
「疏水」とは「運河」を意味する言葉。琵琶湖疏水は建設から130年以上経った今なお、京都市内の水道水99%の原水を運び、発電や灌漑などにも利用されるなど、市民生活に欠かせない現役の施設として活躍しています。2020年6月には、琵琶湖疏水沿線全域が日本遺産に認定されました。
疏水船は、大津市から京都市蹴上まで続く約7.8キロの疏水を運行する春と秋限定の観光船です。専門ガイドによる案内を聞きながら、水路上から美しい桜と紅葉を見ることができるとあって、観光客に大人気。全長2436mに及ぶ第1トンネルでは、ほとんどの作業を人力で行った先人たちの苦労を肌で感じることができます。
2023年3月から新たなチャレンジとして、滋賀県側の乗下船場を現在の三井寺周辺から琵琶湖・大津港へと移す「航路延伸プロジェクト」の実施に向けて、クラウドファンディングが実施されています。
【クラウドファンディングサイト】
びわ湖疏水船の今年春の運航は6月11日までで、乗船はインターネットで予約できます。
運航日/~6月11日(日) ※運休日あり
料金/5,000円~8,000円(大人・子ども同額)※完全予約制
航路/蹴上乗下船場(京都)⇔大津乗下船場(滋賀)約7.8㎞
所要時間/下り 約100分、上り 約80分
【びわ湖疏水船 公式HP】