近年、海洋プラスチックごみが世界中で問題視されるようになり、使い捨てのプラスチック製ストロー廃止を発表する飲食チェーンも増えてきました。
そんな中、守山市のイラストデザイナー八尋由佳さんが代表を務める「工房シーダーノー」では、滋賀県で農薬を使わずに栽培された大麦を使った「大麦ストロー」を商品化するプロジェクトを始められました!
英語で麦わらは「Straw」。そう、もともとストローはプラスチック製ではなく、麦の茎を使っていたのです。
商品名の「すとろーている」は、ゴミとなって環境に負担をとなる「プラスチックのストローっている?」というつぶやきから生まれたそうです。
何が必要で、何ができるのか、「ストローっている?」と問い続ける商品であってほしいという、八尋さんの想いがこもっています。
「すとろーている」は自然の素材をそのまま活かすために、あえて長さも太さも不揃いになっています。
素朴で温かみがあって、1本1本使うたびに癒されそうですね。
「Myストローを持って出かけよう!」をコンセプトに、紙製のストローケースに入れて、8月ごろの販売開始を目指すそうです。
またこの「すとろーている プロジェクト」では、ただ販売するだけではなく、売り上げの一部を環境保護団体に寄付したり、大麦ストローの作成体験や、学校での大麦栽培を通した環境教育なども企画し、環境問題の啓発にもつながるような商品を目指されています。
自然素材で100%土に還る、環境にも人にも優しいストローを選んで、海洋ごみや環境問題について考えるきっかけにしてみませんか?
【「すとろーている」についてはこちら】