琵琶湖博物館が長年取り組んできた「ツチフキ」の繁殖が、全国初となる認定を受けました!
ツチフキは体長4~8cmほどのコイ科の魚で、環境省の絶滅危惧種に指定されています。
水底のエサを泥ごと吸い込んで吐き出す、名前の由来ともなった姿が印象的な魚です。
琵琶湖博物館では、2010年度からツチフキの飼育下での繁殖に取り組んでいて、これまでに9世代・850匹以上の繁殖に成功しています。
その繁殖技術が評価され、日本動物園水族館協会の「初繁殖認定」を受けました。
これは全国で初めての認定です。
今回の認定に合わせて、琵琶湖博物館では、水族展示室にツチフキの関連展示コーナーを新たに設けています。