ユニクロ近江八幡店が、琵琶湖に浮かぶ「沖島」で衣服の出張販売を行いました。
この出張販売は今回が初めて!ユニクロ近江八幡店から市に対して申し出があり、実現しました。
淡水に浮かぶ島としては、日本で唯一人が住む沖島。
沖島町の人口は今年3月末現在で241人で、高齢化率は65.6%。2018年と比べても9.5ポイント上昇していて、歯止めがかかっていません。
島内には衣料品店がなく、高齢者が島の外に買い物に行くのも困難な状況だといいます。
ユニクロ近江八幡店では、この課題解決に役立ちたいと、今回の出張販売を実施しました。
会場には、夏物の部屋着やパーカー、Tシャツなど約30種類、150点が並べられました。
販売会場には島の高齢者らが次々訪れ、店員に色の種類を聞いたり、着心地を確かめたりする姿が見られました。
来場した方からは、「普段は島外に出て店舗へ行っている。ここに来てくれたら楽で良い。四季で着る物も変わるので、また来てくれたらと思う。」「いつもは、買いたいなと思っても島内だから無い。今日はどんなのを持って来てくれているのかと楽しみで来た。」といった喜びの声が聞こえました。
ユニクロ近江八幡店では、今後もこの出張販売を続けていきたいとしています。