大学生が挑戦!琵琶湖のヨシストロー社会実装化

2022-11-9
海と日本PROJECT  in 滋賀県

海洋ごみの8割は、私たちが暮らす街で発生したごみといわれています。中でも世界的に問題視されているのが、一度海に流れてしまうと半永久的に分解されることのないプラスチックごみ。大手飲食企業などでも、使い捨てプラスチックを削減しようとする動きが広がってきています。

そんな中、滋賀で注目されているのが、琵琶湖の”ヨシ”を使ったヨシストロー!魚や鳥の棲み処になったり、水質を浄化するなど、琵琶湖の環境保全に大きな役割を果たすヨシ群落。その保全のためには、ヨシを刈り取って利用することが大切です。プラスチックの代わりに琵琶湖のヨシを使う「ヨシストロー」は、琵琶湖にとっても海にとっても優しいものなのです。

立命館大学経済学部 寺脇拓教授のゼミでは、学生たちが2019年に「ヨシストロー」を製品化。実際に人々に使用してもらいながら、そのヨシストローに最大支払っても良いと思う金額をアンケート調査したところ、ヨシストロー1本の価値は48円だったそうです。ですが、ヨシストローは学生たちが1本1本丁寧に手作りしているため、どうしても製造コストがかかります。少なく見積もっても1本427円。カフェなどでヨシストローを本格的に導入してもらうには難しい金額です。

 

社会実装化を目指して調査!

そこで学生たちが考えたコスト削減方法が「リユース」。ヨシストローは水に強く、複数回の煮沸に耐えられるため、10回以上のリユースが可能なのです。ただそのためには、煮沸消毒されているとはいえ、「一度は他人が使ったヨシストロー」が人々に受け入れられなければなりません。

ヨシストローを人々に実際に使ってもらい、その製品に対して人々が支払っても良いと思う金額を調査するため、近江八幡市の4つのカフェと東京都中央区の「ここ滋賀」でアンケート調査が行われます。ヨシストローを実際にお店で使ってもうための学生たちの挑戦、応援したいですね!!

■調査場所(※いずれもヨシストローがなくなり次第終了)

<ラコリーナ近江八幡>
11月10日(木)10:00~
滋賀県近江八幡市北之庄町615-1

<ほりかふぇ>
11月10日(木)11:00~
滋賀県近江八幡市多賀町743

<明治橋あまな>
11月12日(土)10:00~
滋賀県近江八幡市大杉町32

<ティースペース茶楽>
11月12日(土)11:30~
滋賀県近江八幡市佐久間町17-1

<ここ滋賀>
11月20日(日)10:00~
東京都中央区日本橋2-7-1

■クラウドファンディング:大学生が挑む!リユースによるびわ湖のヨシストローの社会実装化!

 

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