こんにちは!「海と日本プロジェクトin滋賀県」推進リーダーの吉田恵子です。
10月7日(土)「水の守り人マップを作ろう!」3日目を迎えました!これまで、朽木の源流で琵琶湖や海に繋がる最初の一滴の水を見たり、琵琶湖の守り人さんには水質や生物のお話などを伺ってきました。今回は、琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川から、宇治川~淀川・・・そして、ついに海まで行ってきましたよ!
まずは、「瀬田川洗堰」で、琵琶湖から流れ出る水量のコントロールをしてくださっているところを見ました。この仕事、とっても大切で、琵琶湖に大雨が降ったら洪水になってしまうかもしれない・・・渇水が起きたら、下流の人の飲み水がなくなってしまう・・・そんなことが起きないように、河川事務所の守り人さんたちは、24時間体制で、水量を管理してくださっているんです。私達が瀬田川洗堰に行った時は、1秒間に50トンの水を瀬田川に流していましたよ。
「水のめぐみ館 アクア琵琶」では、琵琶湖にまつわるクイズに挑戦したり、世界最大の雨(1時間600ミリ)を体験しました。お昼ごはんは、とっても美味しいビワマス寿司としじみ汁でした!みんな沢山おかわりしてましたね★
琵琶湖の水は、瀬田川・宇治川・淀川を通って、大阪湾へと辿り着きます。お昼ごはんを食べたあと、水の流れを追いかけるべく、大阪に向けて出発!瀬田川洗堰から60キロ、大阪湾まで10キロの位置にある、「淀川大堰」に行きました。
淀川大堰では、淡水と海水が分かれているんですって。淀川大堰の上流は取水区間なので、その取水区間に海水が混ざらないよう、水位を調節されていましたよ。魚が産卵などをするために行き来する「魚道」も見ました。琵琶湖と海を行き来している魚って、いるのかな・・・?
「大阪湾」に到着~~!水が海に流れ出ているところを見ました。最初の一滴が、こんな大きな海に繋がっているなんて・・・とっても長い旅。どれくらいの期間をかけて、ここまで辿り着いたんだろう・・・?
次回・最終日は、琵琶湖博物館で、これまで勉強してきたことを壁新聞にまとめます!子ども記者のみんなは、たくさんの守り人さんのお話を真剣に聞いたり、普段出来ない体験をしたりして、色んなことを勉強してくれているみたい。とってもたくましいです。