レポート
2017.10.12

水の守り人マップを作ろう!【3日目・瀬田川洗堰~淀川大堰~大阪湾】~ついに海へ!

 

こんにちは!「海と日本プロジェクトin滋賀県」推進リーダーの吉田恵子です。
10月7日(土)「水の守り人マップを作ろう!」3日目を迎えました!これまで、朽木の源流で琵琶湖や海に繋がる最初の一滴の水を見たり、琵琶湖の守り人さんには水質や生物のお話などを伺ってきました。今回は、琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川から、宇治川~淀川・・・そして、ついに海まで行ってきましたよ!

 

守り人さん⑤:琵琶湖河川事務所

まずは、「瀬田川洗堰」で、琵琶湖から流れ出る水量のコントロールをしてくださっているところを見ました。この仕事、とっても大切で、琵琶湖に大雨が降ったら洪水になってしまうかもしれない・・・渇水が起きたら、下流の人の飲み水がなくなってしまう・・・そんなことが起きないように、河川事務所の守り人さんたちは、24時間体制で、水量を管理してくださっているんです。私達が瀬田川洗堰に行った時は、1秒間に50トンの水を瀬田川に流していましたよ。

 

クイズや降雨体験に挑戦!

「水のめぐみ館 アクア琵琶」では、琵琶湖にまつわるクイズに挑戦したり、世界最大の雨(1時間600ミリ)を体験しました。お昼ごはんは、とっても美味しいビワマス寿司としじみ汁でした!みんな沢山おかわりしてましたね★

 

守り人さん⑥:淀川河川事務所

琵琶湖の水は、瀬田川・宇治川・淀川を通って、大阪湾へと辿り着きます。お昼ごはんを食べたあと、水の流れを追いかけるべく、大阪に向けて出発!瀬田川洗堰から60キロ、大阪湾まで10キロの位置にある、「淀川大堰」に行きました。
淀川大堰では、淡水と海水が分かれているんですって。淀川大堰の上流は取水区間なので、その取水区間に海水が混ざらないよう、水位を調節されていましたよ。魚が産卵などをするために行き来する「魚道」も見ました。琵琶湖と海を行き来している魚って、いるのかな・・・?

 

そして、ついに・・・

「大阪湾」に到着~~!水が海に流れ出ているところを見ました。最初の一滴が、こんな大きな海に繋がっているなんて・・・とっても長い旅。どれくらいの期間をかけて、ここまで辿り着いたんだろう・・・?

次回・最終日は、琵琶湖博物館で、これまで勉強してきたことを壁新聞にまとめます!子ども記者のみんなは、たくさんの守り人さんのお話を真剣に聞いたり、普段出来ない体験をしたりして、色んなことを勉強してくれているみたい。とってもたくましいです。

 

放送予定

この日の様子は、10月23日(月)夕方6時15分「キラりん滋賀」の中で放送する予定です。是非ご覧ください!

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