海と日本プロジェクトin滋賀県・推進リーダーの藤田有紀です!水の流れをたどる旅もいよいよ最終日。【水の守り人マップを作ろう!】4日目は、草津市の琵琶湖博物館で、これまで学んできたことをもとに壁新聞作りです。
サポートしてくださったのは、琵琶湖や海のエキスパートである学芸員の、大塚さんと金尾さん。とても博識なお2人ですが、子どもたちの質問にすぐに答えるのではなく、「とてもいい質問だね、答えを探してみよう!」「どうしてそう思ったのかな?」と、子どもたちが“自分で考えること”を大切にしておられました。
子どもたちは悩みながらも、館内の展示をくまなく探し、一生懸命考えながら、これまでの活動で生まれた「なぜ?どうして?」の答えを導き出していきます。私もみんなも一度は訪れたことがある琵琶湖博物館ですが、今日はなんだか違って見えます。
最終日のランチは、琵琶湖の幸を使ったメニューです。まずはアユを使った南蛮漬け、そしてもうひとつ、何だろう・・・?なんとブラックバスのフライ!これまで琵琶湖のワルモノとして登場してきた外来魚ですが、こんなに美味しくなるんですね。
タイムリミットは2時間!これまで守り人さんから聞いて学んだことを書いたワークシートを見ながら、写真や資料を使って、自由に新聞を書いていきます。みんな驚くほど、守り人さんの活動や、琵琶湖と海の現状を上手くまとめていきます。本当に理解していないとできない作業ですよね。子どもたちがこれまで一生懸命考え学んできたことがわかります。
どの班もそれぞれのアイデアが光る素敵な新聞になりました☆このあと学芸員のみなさんが調整のうえ、琵琶湖博物館に展示してくださいます。琵琶湖や海の守り人さんの活動をより多くの方に知ってもらえるよう取り組んできた子ども記者のみんなに、学芸員の方からも、「もうきみたちは守り人だ!!」とお墨つきをいただきました♪一滴の水から琵琶湖、そして海までたどってきた子どもたち、それぞれの心にはどんな思いが生まれたんでしょうか。
この日の様子は、10月30日(月)夕方6時15分~放送「キラりん滋賀」の「海と日本プロジェクト」コーナーでご紹介します。小さな“守り人さん”たちの活躍、ぜひご覧くださいね。