7月23日(日)海の日全国一斉アクション「海でつながるゴミ拾い」の一環として
大津市で活動されている「相模川を美しくする会」の皆さんが清掃活動を実施されました。
その中で、膳所高校グラウンド付近の活動を取材させていただきました。
この「相模川を美しくする会」は、大津市膳所学区北部を西から東へ琵琶湖に流れ注ぐ相模川周辺
13自治会と1団体の合計14団体で構成されています。
1972年に活動を開始された滋賀県の自然保護団体のパイオニア的存在です。
12月から3月の期間を除く毎月1回第4日曜日に清掃活動をされており、
昨年は年間延べ874名の方が参加されています。
会の会計を務める山田徹さんにこの活動について伺うと、
「私たちが子供のころは夏になると相模川で毎日のように遊んでいました。
魚つかみをしたり、ホタルつかみをしたりしていた。
そんな自然豊かな美しい相模川を次世代へ引き継いでいきたいという思いで毎月活動しています。」
とお話しいただきました。
活動の介もあって、現在でも琵琶湖から大きな鮎が遡上してきているそうです。
また、地域の小学生の自然学習の場にもなっているとのことです。
取材させていただいたこの日も、川の中を小魚が泳ぐ姿が見られるなど、
大津市の中心街を横断しているとは思えない美しい川が保たれていました。