うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会では、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で、滋賀県内の3市(守山市・彦根市・大津市)のセブン-イレブン3店舗に”拾い箱”を設置する『野洲のおっさん拾い箱リレー』を行っています!
拾い箱とは、清掃活動で市民が拾ったごみを回収するもの。高さ95cm、幅180cmの拾い箱には、海ごみPR大使としてごみ拾いをしながら琵琶湖1周200キロを歩く挑戦をしているキャラクター「野洲のおっさんカイツブリ」がデザインされ、清掃協力を呼びかけるメッセージが書かれています。中はごみを分別して収納できるようになっています。
拾い箱の設置は今年で2年目。昨年は、高島市のセブン‐イレブン マキノ工業団地前店に、県内初の”拾い箱”を設置しました。その後、高島市から「琵琶湖岸のごみ問題解決に向けて継続的に設置したい」とお申し出があり、寄贈することに。現在は萩の浜園地に設置されています。
そして2年目の今年はさらにパワーアップ!拾い箱を県内3市のセブン-イレブン店舗にリレー形式で設置しています。
まずはセブン-イレブン琵琶湖大橋東口店からスタート!9月16日から29日まで設置しました。9月20日には、拾い箱リレーのスタートを記念してセレモニーを開催。宮本和宏守山市長をはじめ、セブン-イレブン・ジャパンなど協力団体約30人が参加し、海洋ごみ削減への想いを新たにしました。宮本市長は、「ごみを見つけたら拾うというのが滋賀県民の当たり前の姿として定着すれば嬉しい。みんなで琵琶湖をきれいにする輪を広げていきたい」と話されました。
拾い箱設置期間中、店内には、速野小学校4年生の児童133人が描いた魚の絵を「わたしたちのびわ湖と世界の海をきれいにしよう」のメッセージとともに展示。野洲のおっさんが速野小学校を訪れ、子どもたちに感謝状を渡しました。
続いては10月7日~20日まで、彦根市のセブン-イレブン彦根銀座町店に設置。
拾い箱の設置にあわせ、野洲のおっさん、和田裕行彦根市長、セブン-イレブン彦根銀座町店の店員さんたちが彦根市の湖岸でごみ拾いを行いました。人気キャラクターひこにゃんもかけつけてくれましたよ!
店内には、城東小学校6年生が制作した環境ポスターも掲示。城東小学校の子どもたちにも、野洲のおっさんが感謝状を届けました。
そして現在、拾い箱は大津市のセブン-イレブン大津苗鹿店に11月10日(木)まで設置中です。店内レジでオリジナルごみ袋も配布していただいていますので、ぜひ活用してくださいね!
街でポイ捨てされたごみは、放っておくと、雨や風にのって川を伝い、琵琶湖から海へと流されてしまいます。皆さんの毎日の生活が、琵琶湖や海の環境ともつながっているんです。街や琵琶湖岸に落ちているごみを見つけたら…ごみを拾って「拾い箱」に捨ててください!その優しい行動が、きっと、未来の琵琶湖や海を守ります。