レポート
2024.03.26

日本で唯一湖で人が暮らす島 海なし県の離島沖島へ!「野洲のおっさん拾い箱」設置式を開催しました!

一般社団法人 海と日本プロジェクトin滋賀県は、3月12日(火)に沖島漁港にて『野洲のおっさん拾い箱』の設置式を開催いたしました。
拾い箱とは、清掃活動で市民が拾ったごみを回収するもので、市民の自発的な清掃活動の輪を広げることを目的に、海と日本プロジェクトin滋賀県では2021年より設置を始め、今回の設置先である沖島で3台目の設置となりました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

 

野洲のおっさん拾い箱×沖島

拾い箱の設置先となる沖島は、日本で唯一の人が暮らす湖の島であり、琵琶湖の水運拠点として重要な役割を担ってきました。豊かな自然環境の中、琵琶湖の恵みと沖島の人々との暮らしが密接に繋がっており、これからもこの沖島の良いところをいつまでも変わることなく守り続けるために、環境保全はとても重要な取り組みのひとつです。設置式には、滋賀県内で「海ごみPR大使」として、ごみ拾いをしながら琵琶湖一周を歩くキャラクター・野洲のおっさん、近江八幡市キャラクター・赤コン君が参加し、沖島小学校や島民の方々と共に沖島に流れ着いたごみの分別体験を行いました。

 

野洲のおっさん拾い箱について

拾い箱には「海ごみPR大使」として活動している、滋賀の県鳥カイツブリのキャラクター「野洲のおっさん」のイラスト、海洋プラスチックごみ問題についてや清掃活動へのメッセージがデザインされています。高さ95cm、幅180cmのケースの中には、5種類のごみを分別して収納できるようになっています。滋賀県内では、高島市や彦根市で既に活用されています。

 

沖島に流れ着いたごみの分別体験に参加した子どもからの声

「ごみ拾いをすることによって琵琶湖の魚、海の魚を救いたいです。」

「ごみを捨ててあることで苦しむ生き物を減らしたい。」

「このような活動を通して川に行ったりした際に、ごみをみつけたら拾いたいと思った。」

「これからも沖島を綺麗にしたい。環境を良くしたいと思いました。」

 

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