【鯖そうめん拡め隊②】1泊2日の福井県調査!<1日目AM>

2019-8-5
海と日本PROJECT  in 滋賀県

海と日本プロジェクトin滋賀県推進リーダーの小西あゆ香です!前回の長浜市での調査で、「鯖そうめん」の鯖のルーツが「福井県」にあると知った『鯖そうめん拡め隊』。今回は7月24日・25日の1泊2日で福井県の海に行ってきました!その様子をリポートします。

 

鯖の養殖を見学!

まずは福井県小浜市田烏にある「釣姫漁港」にやってきました。この漁港では、今から30年ほど前までは、「鯖がわく」ほど獲れたそうですが、今は獲れなくなってしまったそうです。具体的には、小浜市で年間3000トン以上獲れていた鯖が、現在は1トンを切る状況。漁獲量は3000分の1以下になっています。
獲れなくなってしまった原因はハッキリと断定はできませんが、捕り過ぎや、温暖化など、様々な要因が絡み合っているようです。漁師さんたちも獲り過ぎないように「漁獲規制」をしたりしていますが、世界中の人が魚を食べるようになった亊もあり、追いつかない状況です。
この福井県小浜市は、鯖街道の起点として知られ、「鯖文化」が根付いてきました。小浜のまちや文化、歴史を語る上で重要な「鯖」を復活させようと平成28年に「鯖の養殖」がスタートしたそうです。

 

鯖に声をかけながらエサやり!

子どもたちは1人ひとり、エサやりを体験させていただきました。漁師の浜家さんから「鯖に声をかけながらエサをやると、美味しく育つ」とお聞きしました。「おはよう」「おいしくな~れ」など、思い思いの声をかけながらエサをまくと、鯖が元気よく集まってきてくれます。食卓ではおなじみの外国産の鯖とは少し模様が違っているようです。泳いでいる姿はとても綺麗でした。

 

よっぱらい鯖を食べて、美味しさを実感!

小浜市で養殖されている鯖のエサには、京都の酒蔵で製造された『酒粕』が混ぜられているそうです。酒粕を入れる亊で、臭みがなくなり、身の甘みが増して美味しくなるそうです。お昼ごはんには、この「よっぱらい鯖」を使った刺身や唐揚げなどをいただき、その美味しさを実感しました!

 

昔の人の知恵・鯖のへしこ蔵の見学

鯖を使った加工食品「鯖のへしこ」の製造現場も見学させていただきました。発酵と熟成を繰り返して1年かけて完成するそうです。鯖は”あし”が早い魚のため、冷蔵庫がなかった時代には、塩をしっかりと使って加工するこのような保存食が根付いたそうです。昔の人の知恵ですね。

<これまでの調査の様子>
【鯖そうめん拡め隊①】実際に作って食べてみよう!

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