一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、2月27日(火)に、滋賀県高島市立朽木東小学校で「しこぶちさん」のアニメを使った筏流しの歴史と地域の昔ながらのなりわいについて学ぶ上映会を実施いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
滋賀県高島市立朽木東小学校にて5年生を対象に高島市安曇川流域を舞台にした海ノ民話アニメーション「しこぶちさん」の上映会と特別授業を開催!高島市教育委員会事務局文化財課の大藤様から安曇川としこぶち信仰と筏流しについて教えていただきました。しこぶち信仰や筏師について知識がついたところで「しこぶちさん」のアニメをみんなで視聴しました。安曇川の水はびわ湖に注がれ、瀬田川から宇治川や淀川を経て大阪湾へと流れていきます。木材を運搬する川を通じて、林業をなりわいとする山や海との繋がりがわたしたちの山村の暮らしを支えてきたことを学びました。
「しこぶちさんは昔の人にとても重要な存在だということが分かりました。アニメも面白く学べて良かったです。」「しこぶちさんはいかだ師を守ってみんなの安全を見守る神様だと分かりました。」「しこぶちさんは川の悪者を退治してくれる強い神様だと聞き私も大人になったら悪者を退治できる強い人になりたいと思いました。」「しこぶちさんの『しこ』は強いという意味で『ぶち』は川のふちを意味していることがわかりました。アニメでは楽しく学べて良かったです。」
この日の様子は、3月21日(木)夕方6時10分~5分間、びわ湖放送でご紹介します。
ぜひご覧ください!