レポート
2021.11.09

ゴミ拾いは、スポーツだ!【スポGOMI甲子園・滋賀県大会】

15~18歳(高校生相当)の若者たちが3人1組で、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2021』。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
10月30日(土)の滋賀県大会には、全9チームが参加!晴天のもと激闘が繰り広げられました。

 

秋晴れのもと、競技スタート!

スタート直後から一直線に目的地に向かったのは、高校生3人組「三B一体」。
昨年滋賀県大会で優勝し、全国大会でも3位となった強豪チームです。
見事な連携プレーで、多くのごみの分別を進めていきます。
他のチームも、ごみを探しながら水面が光る琵琶湖岸へ。
競技が開催された膳所城跡公園は、ちょうど琵琶湖と瀬田川が接するあたりで、アウトドアを楽しんだ後と思われるごみがたくさんありました。

 

「三B一体」が見事2連覇

結果は、ごみ総量28.21kg/2198ポイントという圧倒的な量を獲得した「三B一体」チームが、準優勝チームから3倍以上のポイント差をつけて優勝!!
「昨年、全国大会にはリモート参加となってしまい、今年こそ東京に行きたいという気持ちで臨みました。当日までに会場を下見し、琵琶湖岸ではない茂みを狙ってごみ拾いをしました。2連覇できて嬉しいです。滋賀県代表として恥じないような成績を収めたいです。」と、決勝への意気込みを語ってくれました。

また、オリジナルアイテム賞は、多くのごみを入れることができるリュック型のごみ箱を制作して戦った「ペンタゴン」が受賞しました。

 

競いながら琵琶湖と海をキレイに

今回の大会では、42.46kgものごみが集まりました。
瀬田川は京都・大阪を通って大阪湾に流れ出ていて、海洋ごみの削減にも貢献できました。
琵琶湖と周辺の川をキレイにすることが、海をキレイにすることにもつながるということを、再認識してもらえたのではないでしょうか。
高校生の皆さんが、今大会で感じたことを、未来の自分たちの行動に結び付けてくれることを願います。

 

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