日本財団が企画・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが開催運営する「スポGOMI ワールドカップ 2023」。その日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2023 滋賀 STAGE」が、7月29日(土)、大津市・サンシャインビーチで開催されました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
今年初開催となる”スポGOMI”の世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2023」。スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。全日本大会、さらには21か国の代表が集うワールドカップへの出場を目指し、全国47都道府県で予選大会が行われます。
滋賀STAGEには、小さなお子さん連れのご家族から、高校生チーム、アスリート仲間の皆さんまで、様々な世代の15チームが参加。猛暑の中、通常は60分の制限時間を45分に短縮しての開催となりましたが、美しい琵琶湖を眺めながらみなさん楽しそうにごみ拾いをされていました。年齢や性別を問わず、誰でも楽しみながらできるというのが、スポGOMI最大の魅力ですよね!
滋賀県の初代王者に輝いたのは「比叡山高校サッカー部A」チーム。なんとチームの1名が欠席で数的不利のなか、2位に大差をつけての優勝!10月に東京で行われる予定のスポGOMIワールドカップ2023日本 STAGEでは、3名揃っての参戦で更なる活躍が期待されます。
参加者全員で拾ったごみの総量は32.7kg。大会が終わった後、綺麗になった会場を見ると、清々しい気持ちになりますね。インタビューでは「こんなにごみが落ちているとは知らなかった」「琵琶湖も海もキレイになってほしい!」との声もあり、この大会を海洋ごみ問題を身近に感じるきっかけにしてもらえました。