琵琶湖に浮かぶように建つ朱塗りの大鳥居で知られる「白鬚神社」は、その姿から”近江の厳島”とも呼ばれ、神秘的なパワースポットとして年々人気を集めています。鳥居から国道161号線をはさんで社殿が建ち、創建は約2000年前、近江最古といわれる歴史を誇っています。延命長寿・長生きの神様として知られ、また、縁結び・子授け・開運招福・学業成就・交通安全・航海安全など、人の営みごとすべての導きの神として県民に親しまれています。
毎年9月5日・6日に秋の例祭が行われ、「なるこ参り」という神事が行われます。子どもが数え年で2歳になったら、その子を連れて白鬚神社に参拝すると、大神から名前を受けることができます。この名前で数日間その子を呼ぶと、一生幸福の御守護があるといわれています。県内外からも多くの参拝客が訪れ、子どもたちの幸せを願います。
また、土日や年末年始に行われている大鳥居のライトアップも、9月5日の例大祭に併せて行われます。例大祭とともに、昼間の姿とはまた違う幻想的な大鳥居も楽しんでみてくださいね。
アクセス:JR湖西線「近江高島駅」から車で約5分
写真提供:(公社)びわこビジターズビューロー