6月5日、今日は「世界環境デー」。
1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念し、国連により定められました。
さらに環境省では、この日を含む6月を「環境月間」と設定しています。
京都市中京区にある「ザ・リッツ・カールトン京都」の「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」では、環境月間と世界環境デーに賛同し、「食」の分野から環境問題解決に貢献しようと、6月は地元食材により一層の重きを置いたメニューを中心に提供されます。
「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」で提供される料理のテーマは、1年を72に分け気候の変化や動植物の様子を短い文で表した「七十二候」。
6月11日から始まる第二十六候「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」の期間は、琵琶湖の稚鮎を使ったメニューが登場。
繊細な味わいの中にある確かな旨味で、蛍の幻想的な光を表現した一皿だそうです。
稚鮎を丸ごと、余すところなく使用されているところに、琵琶湖の恵みへのリスペクトを感じます。
「シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue」では、廃棄物ゼロ・サステナビリティの観点から、野菜の端材を使った自家製パンや、形やサイズが不揃いなことなどから通常市場には出回らず廃棄されることもある「未利用魚」を使用されています。
食材を「命」ととらえ、それらを大切に最後まで使い切ることは、「始末の料理」で知られる京都の人々の間で受け継がれてきた美しい文化ですね。
シェフズ・テーブル by Katsuhito Inoue
【住所】京都市中京区鴨川二条大橋畔 ザ・リッツ・カールトン京都1階 サレッタ プリバータ
【お問い合わせ】075-746-5522