お知らせ
2021.10.12

【しがライターReport】2度の延期を乗り越えて「非密の花火大会」開催!琵琶湖岸11カ所で同時に打ち上げ

「密」を避け、開催場所は「秘密」の「非密の花火大会inびわ湖一周2021」が、10月2日、琵琶湖岸の11カ所で開催されました。
当初は8月28日に開催される予定でしたが、2度の延期を経て、やっと開催されました。
発起人代表の馬場真作さんにお話をうかがいました。

 

大津、草津、長浜、彦根など県内11カ所で同時打ち上げ

10月2日、大津市下坂本・衣川・今堅田、草津市志那町、守山市水保町、近江八幡市長命寺、彦根市大薮町、米原市朝妻筑摩、長浜市南浜・大浦、高島市今津の琵琶湖岸の11カ所で同時に花火が打ち上げられました。
SNSでは「家から見えた」「琵琶湖のそこらじゅうで花火」「見ている人達の顔は 笑顔満開」「4カ所一気に見られた」「見られてラッキー」「滋賀レイクスターズ勝利の祝砲」などと県内各地で花火を見た感想が投稿されました。
火薬類取締法の無許可消費数量の範囲内である75発、5分間のささやかな花火大会ですが、それぞれの場所で、琵琶湖の秋の空を眺め「非密の花火大会」を楽しみました。
「自宅でも楽しめるように」と、打ち上げの様子はYouTubeでライブ配信されました。

 

2度の延期を経て開催

昨年8月に開催された「非密の花火大会」。新型コロナウイルスの感染拡大により、びわ湖大花火大会や長浜・北びわ湖大花火大会など県内の花火大会が中止となったことから、場所を告知せずに花火を打ち上げました。
1年だけの開催の予定でしたが、今年も新型コロナウイルスの収束は見込めず、県内の花火大会は全て中止となりました。
「皆さんに背中を押されて」今年の開催を決めた発起人代表の馬場真作さん。「2回目だからこその苦労もありました。サプライズ感が薄れる中で、盛り上がりが必要だと発起人たちで考えました」と明かします。
琵琶湖岸の各地で一斉に打ち上げることを決め、クラウドファンディングで資金を募り、8月最後の土曜日に開催することになりました。
しかし、滋賀県内での新規感染者が増加し続け、8月8日にはまん延防止等重点措置が、8月27日には緊急事態宣言が滋賀県に発令されました。
9月18日に延期することを決め、準備を始めましたが、緊急事態宣言が延長され再延期となり、開催は10月2日にずれ込みました。
馬場真作さんは「8月の時点では、開催に対して批判的な声もありました。不安に思う人がいるならやるべきではないと判断して延期を決めました」と振り返ります。

 

願いは、これが最後の「非密の花火大会」

2年目の「非密の花火大会」を無事に終えた馬場さんは「今年もクラウドファンディングで支援してもらい、とてもありがたく思っています。昨年も、『来年はいつも通りの花火大会が皆に戻ってきますように』との願いを込めて花火を打ち上げましたが、2年連続の開催となりました。非密の花火大会は今年が最後となり、来年はいつも通りの花火大会が開催されることを願っています」と話します。
来年こそは、琵琶湖岸に皆で集まって、花火大会を楽しめますように。
非密の花火大会サイト

 

びわ湖放送で特別番組を放送!

「非密の花火大会」や、そこに込められたたくさんの人の想いを、10月29日(金)夜9:00~9:45、びわ湖放送で特別番組として放送予定です。
こちらも是非ご覧ください。

 

レポーター紹介

有限会社ウエスト

子育て応援マガジン「ピースマム」をはじめとするフリーペーパーを手掛けるなど、滋賀県のことを知り尽くす「有限会社ウエスト」さんとコラボレーション!
”しがライターReport”として、週に1度、とっておきの情報を紹介していただきます♪

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