日野町で受け継がれてきた食文化を次世代に伝える「日野の伝統料理を伝承する会」監修のもと、海なし県である滋賀県日野町で“もてなし料理”として振舞われてきた「鯛そうめん」のインスタント食品を開発しました!
2024年3月23日(土)より、日野まちかど感応館ほか滋賀県内にて販売中です!
●日野祭のごちそう鯛そうめん(フリーズドライ)1食入り
・発売日 2024年3月23日(土)
・販売場所 日野まちかど感応館(滋賀県蒲生郡日野町村井1284番地)ほか
・価格 発売記念価格 税込1,200円(メーカー希望小売価格 税込1,450円)
滋賀県には海がありませんが、近江商人のまち日野町の郷土料理には、海の魚“鯛”が使われています。年に一度の「日野祭」の日、県外に商売に出ていた商人が帰郷し、貴重な鯛を使った「鯛そうめん」を客人たちに振る舞いました。江戸中期から末期に広がったと言われる鯛そうめんは、鯛をまるごと甘辛く煮つけ、その煮汁でそうめんを炊いて波の形して大皿に盛り付けたものです。
地域や家庭の食文化を次の世代に伝えるとともに、日野町の良さを伝える活動を行う「日野の伝統料理を継承する会」の協力のもと、5回にわたって試食検討会を開催し、材料や味に改良を加えることでインスタントながらも本物の味に近づけることができました。フリーズドライのそうめんは熱湯を入れ3分で戻り、温めた煮汁と鯛の身を混ぜることで完成します。手軽に伝統の味を楽しむことができます。
試食検討会では、「しっかりと鯛のだしとそうめんが絡み合って、作ったばかりの鯛そうめんを食べているみたい。鯛の身も大きくておいしい。」「鯛そうめんは気持ちも華やかに明るくなる、日野を代表する食事。それがインスタント食品になり、気軽に食べられるようになってすごく嬉しい。」「インスタントながら立派なごちそうに仕上がっていて、日野町に行ってみようと興味をもっていただけるすごく良い商品。」と、毎年鯛そうめんを食べているという堀江町長からも太鼓判をいただきました!