琵琶湖の大切な水産資源・アユが、産卵期を迎えました。
高島市の安曇川人工河川では、連日、卵を抱いた親アユの放流が行われました。
こちらがアユの卵です!
人工河川の川底の石に、直径1ミリにも満たない無数の小さな卵を産みます。
放流期間全体を通じて約16億匹の稚魚が、外敵から守られたこの環境で孵化し、琵琶湖に下っていきます。
これは琵琶湖全体のアユの約1~2割を占める数だそうです。
放流は、水産業を守る重要な取り組みに位置づけられています。
琵琶湖に下ってからも、大きく元気に育ってほしいですね…!
またこの日は、感染拡大の影響を受けて現在中断されている湖上学習船「うみのこ」の担当教員の方々も訪れ、撮影を行われていました。
うみのこに乗れない県内の5年生に、貴重な水産資源を守る取り組みを動画で紹介するためとのことです。
漁業や環境に関する他の動画と共に、今後、びわ湖フローティングスクールのホームページで公開予定だそうです。