琵琶湖で育つイケチョウガイから採れる淡水真珠「びわ湖真珠」。白く輝く海洋産の真珠と違い、琵琶湖で採れる真珠は個性的な形状で、ピンクやゴールド、オレンジなどさまざまな色味が特徴です。
この「びわ湖真珠」を使い、専門学校の学生がデザインした作品展が、県庁で開かれています。
作品は、東京と大阪にある宝飾デザインの専門学校「ヒコ・みづのジュエリーカレッジ」の1年生が、びわ湖真珠や、真珠を育てるイケチョウガイを使ってデザインしたもの。会場には、32人の力作が並びます。
びわ湖真珠の小売りを営む大津市の「神保真珠商店」が監修し、学生たちは、びわ湖真珠の歴史や滋賀ついて学んだ上で制作に取り組みました。
「滋賀」をテーマに制作された作品の中には、こんな個性的なデザインのものも。
魚の形をしたこちらのかわいらしい作品は「ふなずし」。切り身の部分にイケチョウガイが使用されています。
さらには、多賀町の特産品「糸切餅」まで!糸切餅特有の3本の線が、イケチョウガイの色合いで表現されています。
学生の皆さんの唯一無二のセンスに脱帽です…!
県の担当者も、「びわ湖真珠」の知名度向上や、県外へのPRにもつながればと期待を寄せています。
展示は1月20日(金)まで、滋賀県庁本館1階の県民サロン開かれています。一部の作品は、申し込みの上、購入することも可能ですよ。
【Pearl jewelry exhibition 2023】
期間/2023年年1月20日(金)まで
展示時間/8:30~17:15(20日は15:00まで)
会場/滋賀県庁本館1階県民サロン(大津市京町四丁目1番1号)