お知らせ
2024.06.28

【しがライターReport】琵琶湖岸の水生植物公園みずの森でスイレンとハスが見頃!

草津市立水生植物公園みずの森(草津市下物町)のスイレンが現在、見頃を迎え、6月30日までは「スイレン展」を開催中です!7月は、スイレンと一緒にハスも見頃を迎えます。

 

突然消滅したハスの再生プロジェクト

 琵琶湖に突き出た烏丸半島にある「水生植物公園みずの森」は、スイレン、ハス、ハナショウブなどの水辺の植物を中心に展示する植物園です。烏丸半島といえば、かつてはハスの群生地として有名で、約13ヘクタールに30万輪以上のハスが群生していましたが、2016年に突然消滅。消滅をきっかけに、みずの森では園内にハスの見どころを作る「ハスいっぱいプロジェクト」を2017年に立ち上げ、現在ではアトリウム(温室)のテラスから約100鉢のハスが観賞できるようになりました。

 ハスの見頃は7月!7月6日・7日には「ハス祭り」も開催されます。象鼻杯やハスの葉ぼうし作り、ハスのクイズラリーなど、ハスづくしのイベントも実施!

 

スイレンも今が見頃!

 さらに、5月から咲き始めたスイレンも現在見頃を迎えています。「ロータス館」にあるアトリウムでは年中スイレンを見ることができますが、6月から9月には屋外で栽培しているスイレンが見頃を迎えます。約150種のスイレンが、花影の池やスイレン水槽、コミュニティー広場など園内各所で色とりどりの花を咲かせ、訪れた人の目を楽しませています。

 今年はNHK大河ドラマ「光る君へ」の放送に合わせ、エントランス近くに「紫式部」の名を持つスイレンを展示しています。「光源氏」「清少納言」という名前のハナショウブも一緒に展示。美しく咲く花を見ながら源氏物語の世界に思いをはせてみるのもいいですね。

 

スイレンとハスの鑑賞は午前中がおススメ

 スイレンもハスも明るくなると同時に開き始め、耐寒性スイレンなら昼ごろに、熱帯性スイレンとハスは14時ごろに閉じてしまいます。観賞するなら午前中がおススメです!

 スイレンの多くは朝に咲くのですが、日本に自生する「ヒツジグサ」は未(ひつじ)の刻(13時~15時ごろ)に咲くのもおもしろいですね。

 花影の池のパラグアイオニバスは8月には葉が直径150センチ以上に育ち、毎年、子どもが上に乗るイベントが実施されます。今年もすくすくと大きく育っています。

 7月はスイレンやハスが咲き、みずの森が最も美しい季節!花々に癒され、元気をもらえますよ♪

水生植物公園みずの森
草津市下物町1091
TEL: 077-568-2332
開園時間:9時~17時(入園は16時30分まで)※7月の土・日・祝日は7時から開園
入園料:大人=300円、高校生・大学生=250円、65歳以上=150円、中学生以下無料
休園日:月曜日(祝日の場合は開園、次の平日休園)

 

レポーター紹介

有限会社ウエスト

「ピースマム」や「じゆうじかん」などで滋賀の地域情報を発信しています。
県内各地の情報に精通しているスタッフが、知られざる滋賀の魅力やイベント情報を深堀りしてお届けします♪

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