毎年、6万羽以上の渡り鳥が飛来し、全国的に見ても名高い渡り鳥の越冬地となっている琵琶湖。
冬を越すためにやってくる鳥たちの種類はなんと100種類以上。冬になると画像のような光景が広がり、湖岸を走っていると思わず立ち止まってしまうほど圧巻です。
そんな水鳥の楽園とも言える琵琶湖に、今年は異変が起きています。
大津市の琵琶湖岸では、12月半ばから「水鳥が死んでいる」と県に複数の情報が寄せられ、県が確認したところ約50羽のオオバンなどの水鳥が死んでいるのが見つかりました。
鳥インフルエンザの可能性もありますが、見つかっている死骸は、水没していたり、腐敗したりしていて、検査がなかなか難しく、今の段階では大量死の原因は不明とのことです。
県は、野鳥には「エサをやらない」「触らないで」と注意を呼び掛けています。