レポート
2021.09.07

世界養殖連盟(GAA)から感謝状が届きました!

海と日本プロジェクトin滋賀県では、この夏、滋賀県の小学5年生20名を「守り隊」に任命し、森やうみ(琵琶湖・大阪湾)での体験を通して、豊かな海を未来に残すために自分たちができることを考える3日間の環境学習「食卓から未来のうみを守り隊!」を開催しました。
最終日には、生活協同組合コープしがから、「エシカルなお買い物」、特に「海のエシカル」について学び、持続可能で適正に管理された水産物につけられる「海のエコラベル」などがあることを教えていただきました。
そして、3日間の活動を終えた子どもたちは、1人1枚ずつポスターを制作。20枚の個性豊かな作品が完成しました。

その中の1枚、松本寧音さんの作品に、海に関係する認証マークが使われていたため、各認証団体にご報告したところ、BAP(Best Aquaculture Practices)認証を運営する世界養殖連盟(Global Aquaculture Alliance、通称GAA)から松本さん宛てに感謝状が届きました!
BAP認証とは、養殖水産物の「ふ化場、飼料工場、養殖場、加工工場」を対象とし、その全ての段階において環境や社会への責任、養殖される魚介類の健康、食品安全を保証する認証制度です。
英語と日本語で届いた感謝状には、「あなたのポスターは、漁師さんの笑顔と共に水産物から私たちが感じられる喜びをよく表していますね。 これからもずっと水産物、特に持続可能な水産物(サステナブル・シーフード)を美味しく食べてほしい、と心から願っています。」と書かれていました。

また、今回のイベントに関して、BAP認証の日本語ホームページのニュースレターでも取り上げていただきました。
守り隊のポスターを通して多くの方に活動を知っていただくことができてうれしく思います。
BAP認証(日本語ホームページ)】 ※2021年9月ニュースレター

 

感謝状を受け取った・松本さんとご家族からのコメント

(松本さん)
感謝状ありがとうございます。
私はお魚を食べるのが大好きです。
いつまでも水産物が食べられる世界であるために、海のエコラベルを多くの人に知ってほしいなと思いポスターを作りました。
漁師さんとお魚の笑顔を意識して描いたので伝わってうれしいです。
これからSDGsのことをもっと学び、行動していきたいと思っています。
感謝状をいただきその思いが強くなりました。

(ご家族から)
感謝状をいただけるなんて家族みんな驚きと喜びでいっぱいです。
『滋賀県の森の学び』というローカルなことから始まった守り隊が、グローバルに認証制度を行っている団体の経営層の方からこのように評価していただけたことにうれしく思います。
また、SNSやHP等でBAP認証を知ってもらう一助になっていることも誇らしく思います。
一人で行うことは微力かもしれないが無力ではないことを身をもって学ぶことができる貴重な経験となりました。
守り隊での経験は一生の宝になると思います。
本当にありがとうございました。

 

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

【スポGOMI甲子園2024】滋賀県大会開催!
レポート
2024.11.05

【スポGOMI甲子園2024】滋賀県大会開催!

「食卓から未来のうみを守り隊4~おいしい魚の”食の道”を調査せよ~」3日目
レポート
2024.08.23

「食卓から未来のうみを守り隊4~おいしい魚の”食の道”を調査せよ~」3日目

ページ内トップへ