海と日本プロジェクトin滋賀県推進リーダーの小西あゆ香です!
「鯖そうめん」の謎を解きながら、滋賀と海とのつながりを子どもたちに調査してもらう『鯖そうめん拡め隊』。今回は7月24日・25日の1泊2日で、福井県の海に行ってきました!その2日目の様子をリポートします。
1泊2日の旅・2日目は、朝6時に起床し身支度を整えて、朝7時から「朝のつどい」です。国立若狭湾青少年自然の家に宿泊した全ての団体が一同に介します。旗の掲揚や、団体の紹介、ラジオ体操などで体がシャッキと目覚めます。朝ごはんもみんなモリモリ食べました!
楽しみにしていたカッター活動です。2つのグループに分かれて海に出ます。船長さん達は海のスペシャリスト。安全に海を楽しむために「厳しく」子どもたちにご指導くださいました。
カッターには、動力は一切ついていません。全長9m、重量1.5トンの大きなカッターを12本のオール(櫂)で漕ぎます。オール(櫂)は1本4kgの重さがあり、それを子どもたち2人で操作するので、想像以上に重労働です。誰かが手を抜いたり、ふざけたりするととても危険です。子ども達は真剣に船長さんの話に耳を傾けていました。
活動の合言葉は、「全力」、「協力」、「最後まで」。12本のオールのリズムが合わないとたちまち船は進まなくなってしまいます。大きな声を出してみんなで力を合わせて協力し、最後まであきらめずに船をこぎ、全力を出し切る亊ができました!
カッター活動を終えた子どもたちには、充実感に満ちた表情が見えました。そして、「昔の人が動力のない船を使って物を運んだのは大変だったと思う」などという感想も聞く亊ができました。
午後からは、この1泊2日の活動をふりかえりました。「1人1回は発表してね!」と伝えると、みんな一生懸命ワークシートをまとめてくれていました。同じ体験をしても、気づいた亊や感想はみんな違います。「正解!」はありません。みんなの前で発表したり、家に帰ってお家の人に活動について話をする亊で、学びが深まるように感じました。
拡め隊のみんなには、宿題としてリポートをまとめてもらう事にしました。次回はいよいよ最終日です。子ども達がどんなまとめをしてくれるのか楽しみにしています。
<これまでの調査の様子>
【鯖そうめん拡め隊①】実際に作って食べてみよう!
【鯖そうめん拡め隊②】1泊2日の福井県調査!<1日目AM>
【鯖そうめん拡め隊③】1泊2日の福井県調査!<1日目PM>