お知らせ
2024.02.07

【しがライターReport】自然な広場2月18日(日)アル・プラザ野洲1階セントラルコート

環人ネットの「自然な広場」はネイチャーライフ(魚、竹、農園、紙、石に馴染んだ暮らしをする人)の実践者たちが、自然の素材〈水、竹、土、石、紙〉を使った5つのワークショップを通して自然保護を呼びかける初めての試みです。“見て触れてこねて切ってくっつけて遊んで”夢中になる時間と空間をお楽しみください。2月18日平和堂アル・プラザ野洲1階セントラルコートにて(10時~16時30分)無料です。
縄文時代のセタシジミの貝殻を滋賀県埋蔵文化財センターさんに提供いただきました。何千年前の貝塚に捨てられていたシジミを使います。“時空を超えたSDGs”かもしれません。土も、竹も、水も、魚も、木も、石も長い時間を経過して私たちに恵みを与えてくれます。海とつながる自然を満喫できるワークショップです。
滋賀県立琵琶湖文化館

 

〈水〉漁師駒井健也さん/琵琶湖の水槽館

  1. 漁師の駒井さんが魚を解説
  2. 琵琶湖から直送の魚が水槽に

まずは水。エリでとれた魚を水槽で観察しながら琵琶湖の魚のお話しをしましょうか?今日はどんなお魚と会えるかな?琵琶湖の様子をのぞいてください。

 

〈竹〉竹かご師村上瞳さん/竹箸、竹ぼっくり

  1. 竹の講師の村上さん
  2. 竹で箸を作ります

竹を切ってお箸と竹のおもちゃをつくります。タケノコ→竹皮→笹の葉→七夕→竹かご→竹小舞→竹垣→そうめん流し→花入れ→松飾り→竹墨→尺八。竹は暮らしを支える植物です。竹のお箸やおもちゃを手作りします。

 

〈土〉空色農園三崎清隆さん/光る泥団子

  1. ブドウ農家の三崎さん
  2. ブドウが育つ土で泥団子を作ります

ブドウが育つ土に触れてみましょう。ブドウを育てるのは土です。どんな土がいいのでしょう?土の微生物は分解することで栄養を与えてくれます。美味しいブドウを作る農家さんと泥団子を作りながら聞いてみましょう。

 

〈紙〉紙切師野路井邦充さん/かみわざ

  1. かみわざ野路井充さん
  2. つぎつぎとうまれる動物達

ハサミと紙で何ができる?型紙に沿ってハサミで切り抜き、できた形を折ってつくリます。動物や昆虫の立体ペーパーペーパークラフトです。紙の新たな可能性が見つかります。

 

〈石〉カメラマン辻村耕司さん/石を建てる

琵琶湖の石と貝塚のシジミの貝殻をくっつけましょう。湖岸や河原で拾った石と縄文時代のシジミの化石をグルーガンでくっつけてオブジェをつくります。シジミは滋賀県埋蔵文化財センター、滋賀県文化財保護課の協力による本物です。

環人ネットとは滋賀県立大学の地域再生学座近江環人の称号を持つクリエイターを中心とするNPO法人で地域再生を応援する団体です。

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レポーター紹介

文/辻村琴美・文化コーディネーター

1956年大阪市生まれ。野洲市在住。(特非)コミュニテイ・アーキテクト近江環人ネットワーク理事長。
写真家の辻村耕司の妻。職業は編集者。一男一女を授かり夫の実家旧中主(ちゅうず)町にて三世代同居。
環境倫理雑誌M・O・Hもう通信編集長を務めた。好きな言葉は「信頼と優愛」。目標は“びわ湖から世界に羽ばたくバタフライエフェクト”を創ること。

写真/辻村耕司

1957年滋賀県生まれ。日本写真家協会(JPS)会員。
大学から大阪で暮らし1990年にUターン。
1993年から写真撮影を生業とする、滋賀を旅する写真家。
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